力が入らない
久しぶりに運動をするなどの慣れない動きや、集中して単純な動きを繰り返すことで1~2日の間手足に力が入りにくくなることはごく自然なことです。しかし手足を酷使している訳ではないのに力が入らなくなることは、異常が起きている可能性があります。
- 食事の時に箸を落としてしまうことが多い
- 立ち上がろうとしてもうまく身体が動かない
- 歩いている時によくつまづいてしまう
こうした症状の原因には、筋肉や神経の障害が関係しています。特に、急に半身の手足の動きが悪くなったり、ろれつがまわらなくなる症状が出てくる場合は脳血管障害(脳卒中)の可能性があります。
神経の病気の怖いところは、原因部分を治療しても、タイミングが遅れてしまうと後遺症が残ってしまう可能性があることです。最近何となく手足に力が入らなくなったな、手足が重くなったなと感じましたら、早めに神経内科を受診されることをお勧めいたします。