睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。
自分では自覚しにくい病気のため、まわりの方から指摘されて初めて自覚する方が多く、潜在的な患者さんはもっと多いと推定されています。
こんな症状はありませんか?
眠っているとき
- 大きないびきをかく
- 息が急に止まったままになる
- 呼吸が乱れる
- 息が苦しくて、ハッと目が覚める
- 何度も目が覚める
- 寝汗をかく
起きているとき
- すぐにウトウトと居眠りをしてしまう
- 記憶力や集中力が低下する
- 体を動かすときに息切れする
- 常に疲れている感じがする
こんな方は要注意!SASになりやすい方
睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣に大きく関わっています。
下記の項目に複数当てはまる方はご注意ください。
- タバコを吸っている方
- 飲酒の頻度が高い方
- 太り気味の方
- 高血圧や糖尿病、脂質異常症 (高脂血症)を指摘されている方
- 首が短い方
- 首の脂肪が多い方
- 下あごが小さい方
- 歯並びが悪い方
睡眠時無呼吸症候群 セルフチェック!
- 毎晩大きないびきをかきますか?
- 「睡眠中に呼吸が止まっていた」と指摘されたことがありますか?
- 昼間、眠くなることがありますか?
- 居眠り運転をしそうになったり、会議中にうとうとしてしまうことがよくありますか?
- 朝起きたとき、寝たはずなのに疲れが残っている感じや頭重間・頭痛がありますか?
- 若い頃より体重が増えて顔つきが変わったと言われますか?
- メタボリックシンドロームの傾向はありますか?
当てはまる症状が多いと、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。