東村山 所沢 内科 脳神経内科 呼吸器内科 訪問診療(在宅医療) サービス付き高齢者向け住宅

愛の泉診療所|東村山市 内科 脳神経内科 呼吸器内科 訪問診療(在宅医療) サービス付き高齢者向け住宅

電話番号:042-394-4836

東村山市秋津町3-12-3

駐車場4台あり

頭痛

頭痛は国民病ともいえる病気で、日本人の3~4人に1人が「頭痛持ち」と言われています。また、男性より女性の方が「頭痛持ち」が高い傾向にあります。

頭痛は大きくは、明確な病気が原因となっていない慢性頭痛(=一次性頭痛)と、何か病気が元になって起きる頭痛(=二次性頭痛)の2つに分けられます。

慢性頭痛(一次性頭痛)

片頭痛

片頭痛は、頭部の血管が拡がる時に、脈を打つようにズキズキとした痛みが出るのが特徴です。症状が起きている時は、ちょっとした光や音・においも不快に感じ、少し動いただけでも頭に響くようになります。痛みが起きる前段階として、視界にキラキラ・チラチラとした物が見えるようになったり、ジグザグ・星形の物が見える事があります。

片頭痛は30歳前後の女性に起こりやすく、生理や妊娠・出産がきっかけとなって片頭痛の症状が現れることもあります。その他、チョコレートやチーズ、ナッツの他、アルコ-ル類が症状を起こすきっかけになることもあります。

緊張型頭痛(肩こり頭痛)

緊張型頭痛は、肩こりが原因となって起こる頭痛です。日常の生活でストレスが溜まってくると、自覚のない間に肩から首の後ろ、後頭部にかけて筋肉の張りが生じます。 この張りが長く続くと、後頭部から側頭部ににぶい痛みが現れます。

緊張型頭痛は疲れが溜まりやすい夕方から夜にかけて痛みが強くなる場合が多く、日常生活への影響も出てしまいます。対処としては内服薬やマッサ-ジ・運動など、肩や首の血行を良くしてあげることが大切です。

群発頭痛

群発頭痛は、目の奥がえぐられるような大きな痛みの出る頭痛です。たとえば、春先や秋口など季節の変わり目に集中して頭痛が起き、その後しばらくは症状がおさまるというサイクルが半年~3年周期で起こります。群発頭痛は20~40歳代の男性に多く見られ、結膜充血・流涙・鼻汁・発汗といった症状も合わせて現れる特徴があります。

二次性頭痛

脳の病気などが原因となり起こる頭痛です。「くも膜下出血」や「脳出血」、「脳梗塞」などの脳血管障害が原因で起こる頭痛が、この二次性頭痛に分類されます。強い痛みの他に手足の麻痺やしびれ・痙攣や、激しい嘔吐、高熱などの症状を伴います。

脳出血

脳内の血管からの出血により脳が腫れることが原因の激しい頭痛です

脳梗塞

脳内の血管が細くなったり血栓が詰まることで脳が障害を受け、脳が腫れることで起こる激しい頭痛です

くも膜下出血

脳の血管が膨らんでできたこぶ(動脈瘤)が破れて出血した状態で、これにより突然の激しい頭痛が起こります。

これらが原因の頭痛は、命にかかわったり、後遺症が残ってしまうことがあるためすぐに医療機関に受診しましょう。

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